現場ファースト

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課題は現場でみつける

多くの製造業の場合、会社の課題は現場で起きています。おそらく業務の指示命令系統はしっかりしていても作業する者がうっかりしていた、勘違いしてしまったなどのミスはつきものである。監督する課長や工場長などはそんな小さなミスにイライラし怒鳴ってみたり、社長に呼びつけられて怒られてみたりと板挟みになってストレスを貯める毎日を送っていることも容易に想像がつきます。ほんのわずかなこと、例えば「この位置に小さなテーブルがあって引き出しに整理する場所があれば、異物混入が防げたのに」などは現場では日常茶飯事です。しかし、会社の社長はそこに手を入れず、生産効率をあげるための機械を導入しようとします。経営者にしてみれば当たり前のことですが「新しく機械を導入したのだから生産効率があがることは当たり前」と考えます。更に現場では導入された機械は想像以上に使い勝手が悪く、工場の隅でシートがかぶっているなどはよく見かける光景です。経営者と現場で働いている方の考え方の相違や温度差から生まれるこの現象は会社の業績を悪化させるどころか、製造現場の士気も下げてしまいます。ですから本当に今会社で何が必要なのかを見極めて設備投資をしなくてないりません。

三富では自分たちの現場での経験のもと、この製造現場の課題を具現化し経営者と従業員が一体となって本当に必要な整備を見極めて投資するスタイルを推し進めていきます。補助金に関しても申請前に身のある事業計画を策定し補助事業へとつなげるアシストを行っています。

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