印刷製本業に特化した補助サポート

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印刷製本業は多岐にわたる様々なメーカーの様々なスペックを持った機械を使用します。事務用品の少し大きなスペックのものから10t以上もある超大型機械までを取り扱います。仕事の内容ももともと分業制の要素の強い業界であるため専門的な知識や用語が多く発生します。筆者もそうですが、仕事の覚え初めのころは昭和初期から仕事をしている方と中期に始めた方が意味は一緒でも単語や言い回しが違うことで非常に苦労しました。更に地域によってもそれは同じで全く別の意味にとらえてしまうことは日常茶飯事です。例えば、中綴仕様の本の梱包形態、指示書にはツンツンなし、指ぬきなし、コマごとにずらさないこと、など実はどれも同じ形態なのに単語や言い回しが違います。意味としては本に紙の曲げたような癖がつかないことでこのような仕様にしますが、場合によってはダンボール梱包が後工程であるため小口側とノド側の高さを揃えるためとする場合があります。このノド側という単語も背中側という場合もあります。

補助金の申請の内容の文章にこのような語句を使うことはそう多くはありませんが、専門知識のない士業の先生方に我々がこの説明をするのも現物を持って本の作り方の説明、単語の説明、作業性の説明、場合によっては紙の質感の説明までしヒアリングを重ねます。ここに機械の特性や操作手順まで説明するころには申請期間が終了していたなんてことも起こりえます。先生方は抽象的な言葉で文章を作り出すことに関してはプロですが、実際のニュアンスの違いなどによって伝わり方も違いますので申請後補助事業の開始、完了報告にお互いの思いの誤差が生じます。

三富ではこの問題を解消するため、印刷製本の経験のある、更に営業面から管理面、製造に至るまでを網羅したものがヒアリングに当たりますので、内容の食い違いは1度も発生したことはありません。ここが三富の強みであり、選ばれている理由でもあります。また30年以上の経験により、印刷製本に関して知らないことはありません。と言うと少しオーバーですがそのくらいの自信はあるということです。

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